白山美川伏流水群について
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平成の名水百選 「白山美川伏流水群」について この霊峰「白山」は日本列島を地理的に見ると、白山より西には標高2000mを超える山はありません。 白山は標高 2702m。 中国・ユーラシア大陸から乾燥した大気が偏西風により日本海を通り日本列島に来ますが、 日本海を通過するときに水分を吸収し、比較的高い山である白山連峰にぶつかって多くの雪や雨を降らせます。 この雪や雨が自然豊かな白山連峰に多くの恵みを与え、地上に流れる日本有数の急流である手取川とは相反して、最も深い地層付近では数十年から百年近くの時間をかけてゆっくりと地下を流れ、日本海に面した白山市美川地域に湧出するものです。 白山の地層は恐竜の化石が見つかるなど太古の地層と古くから信仰の山として知られています。水の神様、女神様とも呼ばれて信仰の中心的存在でした。全国3000白山社の総本宮「白山比盗_社」がその歴史を伝えています。 そして科学的な調査による地層の良さと宗教的(信仰的)な観点からも良い水であると古い文献からも見いだすことができます。 古くから、生活に密接に関わってきた水で、農作物はもちろん、飲料水・食品加工・夏季の食品冷蔵、洗濯水など自然に湧き出る水量豊かな水を地域の住民は存分に利用してきたものです。 現在でも、ポンプアップなどしなくても自然に湧き出る水は100箇所以上あると思われます。 飛鳥・奈良時代から伝えられる安産の水の伝説など、良質な水の話は数多く言い伝えられています。また、最近詳細な水質調査を行った結果「おいしい水」と言えることが判明しました。
『平成の名水百選』は平成20年6月、全国各地の湧水、河川、用水、地下水の中から100ヵ所が選ばれました。環境省が同年7月に開催の「洞爺湖サミット」が環境問題を中心とした議題になる事をきっかけに選定したものと言われています。 ”おいしい水”と”快適性”のいずれの基準にも充分満たした水であることが実証された ★ご飯をおいしくする水 素晴らしい湧水です。 さぁ〜! ペットボトルを持って白山美川伏流水群へ! まちづくりグループはりんこ塾 |