はりんこ の なかまたち

イ  ト  ヨ
体長約6pで北半球の温帯から亜寒帯に生息する。日本では中部以北に分布していて、海と川の両方で生息する。又、青森、福島、栃木、福井の各県では、海に降りない陸生型の種類もいます。福井県大野市のイトヨは南限と思われる。雄は、水底に巣をつくり卵を守ります。

ハ リ ヨ
イトヨの仲間で体長約5〜6p。岐阜、三重、滋賀の各県で水源が湧き水の川だけに生息しているが、近年数は激減していて、日本のトゲウオの仲間では一番絶滅に近いと思われる。
イバラトミヨ(キタノトミヨ)
体長約5〜6pで北半球の温帯から亜寒帯に生息する。 日本では、新潟県以北に見られます。背びれのトゲの数が、イトヨやハリヨより多く8〜10本。トミヨとの区別が難しく、「淡水型」「汽水型」「雄物型」の3種類に分けられている。
ムサシトミヨ
体長約5〜6pで埼玉県の熊谷市にのみ生息する。熊谷市と埼玉県 の天然記念物に指定されています。現在は手厚く保護されている。

エゾトミヨ
体長約5〜6pでシベリア沿海州の一部、サハリン、北海道のみに生息する。頭部が丸く、背トゲが10本から12本とやや多い。分布域が北海道の原野ということで、生息数が減少しているかどうかはよく分かっていない。

ミナミトミヨ
かって、兵庫県と京都市の下京区に生息していたが現在どこにもいない。1960年頃に絶滅したらしい。魚類学が我が国で成立して以来、人為的な理由でいなくなった魚としては、このミナミトミヨが初めてではないだろうかと言われています。

トゲウオ科の魚の国内分布図 MS Word file

「イトヨ」ってどんな魚? かわになのMy Page イトヨ辞典より

「ハリヨ」ってなあに? 岐阜県池田町より
「ハリヨ」の写真 琵琶湖のおさかなより
「ムサシトミヨ」ってどんな魚? 埼玉県熊谷市立佐谷田小学校より

 美川産のトミヨ

平成10年8月23日(日) 東 康栄 氏(平加町) 撮影


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